腹部の筋

筋肉とその働き

腹部の筋(4種類)

①外腹斜筋
②内腹斜筋
③腹直筋
④腹横筋

 

図の引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス

 

①外腹斜筋

筋体積:70㎤ 速筋:ー・遅筋:ー
起始:①第5~12肋骨の外面
停止:①鼡径靭帯、腹直筋鞘前葉(第5~9肋骨から起始する線維) ②腸骨稜の外唇(第10~12肋骨から起始する線維)
作用:①体幹の側屈(同側) ②体幹の回旋(反対側) ③体幹の屈曲 ④胸郭の引き下げ

側腹で最も表層にある筋。背側は広背筋に覆われている。

 

②内腹斜筋

筋体積:73㎤ 速筋:ー・遅筋:ー
起始:①胸腰筋膜深葉、上前腸骨棘 ②鼡径靭帯 ③腸骨稜の中間線
停止:①第10~12肋骨の下縁(上部) ②腹直筋鞘(中部) ③精巣挙筋(下部)
作用:①体幹の回旋(同側) ②体幹の側屈(同側) ③体幹の前屈 ④胸郭の引き下げ

外腹斜筋の深層にある筋。

 

③腹直筋

筋体積:170㎤ 速筋:53.9%・遅筋:46.1%
起始:①恥骨結合、恥骨稜、恥骨結節の下部
停止:①第5~7肋軟骨の外面、剣状突起、肋剣靭帯
作用:①体幹の屈曲、胸郭前壁の引き下げ、腹腔内圧の拡大

筋腹が上下4~5段に分かれている。体幹屈曲の主力筋。内臓を保護する役割も担っている。上下の境目を腱画、左右の境目を白線と言う。

 

④腹横筋

筋体積:ー 速筋:ー・遅筋:ー

起始:①第7~12肋軟骨の内面、胸腰筋膜の深葉 ②鼡径靭帯、腸骨稜の内唇、上前腸骨棘
停止:①剣状突起、白線、恥骨(恥骨結節、恥骨櫛)
作用:①下位肋骨を下に引き、腹腔内圧を拡大

呼気の主力筋。横隔膜と拮抗的に働き、脊柱の動きには関与しない。

 

 

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