原因不明の坐骨神経痛(1)

日々の記録(日記)

1年前から右のお尻から足にかけて痛むようになり、整形外科を受診。CTやMRIでは問題が見つからず、原因の分からない坐骨神経痛と診断された、周南市在住の50歳代女性が来院されました。

整形外科では投薬治療(リリカと湿布)を行い、並行して、整骨院や整体院で施術を受けていたが、だんだん痛みが強くなってきた為、1か月前からペインクリニックに転院。そこでも効果は見られず、痛みがどんどん酷くなり歩行困難な状態になったので、どうにかならないものかと相談を受けました。

当鍼灸院では、坐骨神経痛の症状は、①腰椎(骨)や椎間板などにより神経を圧迫している場合、②腰部の筋緊張により神経を圧迫している場合、③臀部の筋緊張により神経を圧迫している場合、の3パターンがあると考えています。

腰椎や椎間板などの変性により神経を圧迫している場合には、病院で、腰部脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどと言った診断名がつきますが、筋肉由来の坐骨神経痛の場合には、画像で異常が見つからず原因が良く分からないと言われるケースは珍しくありません。

まず、仰向けで寝て貰った状態で、痛みのある右下肢と痛みのない左下肢を比較すると、右下肢が僅かに外旋(外に開く)していました。今度はうつ伏せで寝て貰った状態では、やはり右下肢だけが僅かに外旋(外に開く)していましたので、臀部(お尻)の筋緊張が出ている事は間違いありません。

腰部の筋肉が原因なのか、それとも臀部の筋肉が原因なのかの判断は、実は鑑別が難しく、正直な話、やってみないと分かりません。その理由は腰部を動かして貰い、痛みを誘発する時に、多くの人は臀部にも力を入れてしまう為に、どっちが原因なのか判断が出来ないからです。

そこで、臀部と腰部に干渉波と超音波を当ててみましたが、変化なし。腰部に針(はり)をしても変化なし。最後に臀部に針をすると、下肢の痛みが少しだけ軽減したようです。来院時は、歩行もおぼつかない状態でしたが、帰りの際には痛みはあるものの、ちゃんと歩けると喜んで頂きました。

針(はり)はその場よりも3日後に変化が出ますので、数日後に、来院して貰い筋肉の特定をする予定です。

1回の施術費用:¥3,000。

アプローチした筋肉。

①右多裂筋 ②右梨状筋 ③右中殿筋

 ②

(図の引用:ヒューマンアナトミーアトラス)

 

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