「針」

と聞くと

痛い、怖いと言ったイメージと同時に多いのが、何の目的でどんな効果があるのか?と言う事だと思います。東洋医学では経絡や経穴といった気の流れやツボに向けて針を刺しますが、当鍼灸院では筋硬結(コリ)に向けて針をします。

ですので、筋硬結が深い箇所にあれば長い針を使いますし、浅い箇所にあれば短い針を使用します。目的は筋硬結(コリ)に針を刺す事です。

では、実際にコリに針を刺すと、どんな効果があるのか。これは現代の科学では証明する事が出来ませんが(西洋医学では筋肉(筋膜)に関する研究は今まで一切されていませんので、完全に抜け落ちています。)、私の経験上では、コリに針をすると、その箇所を身体が治そうと反応し、3日後に今よりも良い状態の筋肉に再生してくれます。筋トレ後の超回復と同じ概念で捉えて頂ければ分かりやすいと思います。

筋肉の緊張そのものは、干渉波や超音波或いはマッサージなどで取り除く事が出来ますが、コリとくに深部にあるコリの改善に、針は欠かせません。

治療する上で一番大事なのが、痛みや痺れの原因である箇所を見つけだす事です。これを見誤ってしまうと何をどうやっても治りません。当鍼灸院には何処に行っても治らないと言った方々が多く来院されます。他の治療院でどこをやって貰いましたか?と聞くと、診たてが間違っていない事がよくあります。単純に目的である筋肉を緩める事が出来ていないだけなのです。

私は開業した頃は、針を使う事はなく、ただひたすら、あん摩マッサージ指圧のみを行っていました。それでも、それなりに治せていました。しかしそれも、やがて壁に当たり、何をやっても治らない方が増えてきました。そこで困った私は、その方々に針をした所、あれだけ苦戦していた方々がいとも簡単に治ってしまいました。それを機に、治療内容を針に切り替えました。

針と聞くと、悪いイメージを持っている方が多いと思いますが、針はとても効果のある治療法です。何処に行っても良くならない方は一度、針を受ける事をお勧めします。